ハワイ(2005年2月4日〜11日)
勤続15年の褒章休暇を利用して出かけてきました。
元々はワイキキに5泊くらいの、のんびりと過ごす旅の予定だったのですが、妻の両親を誘ったところ、
マウイ島でゴルフをしたいとのリクエストがありマウイ島3泊、ワイキキ3泊の旅に決定しました。
2月4日
JA74便(21:45発)と時間には余裕があるものの、いつもの癖で早起き。しかしここで異変に気付く。
昨日まで風邪を引かないよう万全に過ごしてきたのに、朝起きると喉がイガイガしている。とりあえず薬とのど飴を飲み、
大事に至らぬようしたかったが、結局最後までこの風邪を引きずってしまった。
夕方準備を整え妻の両親を迎えに行き、総勢5名の旅。スーツケース4個、ゴルフバック3個がすっぽり入った愛車の
収納力にはびっくり。18時過ぎには成田へ到着。ホリデイ(キンツリ)のカウンタで説明を受けた後、JALの搭乗手続きへ。
行列が出来、なかなか進まない。1組処理するのに5分以上はかかっている。何でこんなに時間がかかるのだろう。
席を決めて荷物を預けるだけなのに。この行列を抜けるのに約20分。身軽になったところで夕食へ。出国手続きをして
定刻に成田発。5時間弱でホノルル着。入国審査の行列は、子連れ優先のゲートでさっさと通過。2時間待った後
ハワイアン航空528便でマウイ島へ約30分。クフルイ空港へ着いたのは12:30。係りが待っておりバスでホリデイのカウンタへ。
2番目の降り場で降りろと係員が言う。最初の降り場ではJALパックの人たちが降りて行った。残された我々5人はホリデイの
カウンタへ行くのだが、運転手が場所が分からず市内をぐるぐる迷走。ようやく大きなショッピングセンタに着いたものの、
その中のどこにあるのかも分からないらしく5分以上待機。電話でようやく係員が走りよってきた。係員平謝り。通常空港から
10分で着くのに30分以上かかってしまったもよう。とりあえずカウンタで説明を受け、カアナパリにあるウエスティンマウイホテ
ルへ向かう。車で約40分。ホテルに着いたのは15:00。ガイドブックには15:00チェックインとありやっと部屋でゆっくり出来る
と思ったら、まだ用意が出来ていないとフロントのねーちゃん。今回のツアーは旅費を抑えるため部屋からの眺望は指定無し
だったため、2階のガーデンビュー(海が見えない)の部屋になってしまい、用意には30分かかるとのことだったので、
「空いてる部屋ならどこでも良いから早く入れろ!」と詰め寄るが聞いてもらえず30分後にようやく部屋へ。眺望指定なしだから
仕方がないかとガーデンを眺める。しかし待たせたお詫びとして食事券(35$/人)を用意してくれた。
部屋は綺麗で洗面所とユニットバスは分かれているため使いやすいが、アメニティーがタオル、石鹸とシャンプーのみ。
歯ブラシや髭剃り、ブラシ、シャワーキャップ等全く無し。カアナパリ屈指の豪華ホテルにしてはお粗末かな?
バスタブも浅く、お湯をいっぱい張ってもへその下までしか溜まらない。
ゆっくりした後、食事券を持って夕食へ。10$以下のメニューばかりで一人35$はとても食べきれない量であった。
夕食後時間があったのでホテルの隣にある「ホエラーズビレッジ」と言うショッピングセンタへ行った。小さな店が50店ほど集ま
っていたが、我々の趣味に合うような店はほとんど無く、30分ほどで見終わってしまった。カアナパリ市内でホテル以外はこの
「ホエラーズビレッジ」以外見るところが無く、この後2日どうやって過ごすか不安がよぎる。
2月5日
朝食後カアナパリゴルフ南コースを予約し9:22分スタート。約3年ぶりのゴルフコース。どうなるやらの第1打。当然空振り。
スコアなんてどうでも良い。真っ青な空、海。コース内を走り抜けるサトウキビ列車。海の向こうにはモロカイ島、ラナイ島。
全ての景色が気持ちいい。バンカー、池ポチャ、ロストボール、OB、豪快なドライバーショット、ナイスショット少々と
色々ありましたが無事ラウンドを終了。遅い昼食後ホテルにあるプールやビーチ、もう一度ゴルフコースを散策。
お腹が減らないため、夕食はABCストアで買ってきて済ませた。
朝食 |
ゴルフ |
ゴルフ |
ゴルフ |
ゴルフ |
ゴルフ |
ゴルフ |
ゴルフ |
ゴルフ |
ゴルフ |
ゴルフ |
ゴルフ |
ゴルフ |
食べられる? |
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ビーチ |
ビーチ |
ビーチ |
ビーチ |
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ゴルフ場 |
ゴルフ場 |
ゴルフ場 |
ゴルフ場 |
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ラナイ島に沈む夕日 |
夕日 |
2月6日
今日は妻の両親はゴルフ。我々は観光と別行動とした。マックで朝食後先ずはプール&ビーチ。ビーチの波は荒く、すぐ深く
なってしまい海水浴にはあまり適さない。kanaも怖がってしまい、ほとんどをプールですごした。
午後、さとうきび列車に乗るためにホテルからカアナパリ駅まで約15分歩く。ちんたら走る列車がやっと来た。ガイドにも
駅にも全く料金が表示されていない。座席に座ると車掌が来て約40$も取られた。ラハイナまでシャトルバスだと一人1$。
思い出にはなるがちょっと高い。最初から分かっていたらはたして乗るだろうか?海岸線を走る列車から沖を眺めていると
鯨の吹いた潮が見えた。この時期マウイ島はホエールウオッチングで賑わうが船に乗らなくても潮吹きだけは見られた。
ラハイナ(終点)で下車しハードロックカフェに向かいお茶。海辺の古い道をフラフラ歩きながら土産物屋やラッセンの絵を眺め
る。何の収穫も無いまま疲れ果てて1$のシャトルバスでホテルに帰る。この夜には持ってきた風邪薬がそこをついてしまい
ABCストアで現地の薬を買って飲んだ。日本の倍くらいある大きさのカプセルを飲むとそれまで水道の蛇口をひねったように
流れていた鼻水があっという間に止まった。あの体の大きい人たちに効く薬だから、相当強いものと思われる。体に良くなさそ
うだが、まだまだ続く旅行を楽しむためには仕方なし。
2月7日
ホテルをチェックアウトしカフルイ空港へ。海岸線を走っていると、道路わきに運転手が車を止めた。海を見ると鯨の背中が見
えた。潮も吹いてくれた。見送りに来てくれたのだろうか?空港に着くとホリデイの現地代表者が到着日の不始末で詫び
に来ていた。HA-525便でホノルルへ。タクシーに乗りでピンクで有名なロイヤルハワイアンホテルへ到着。こちらも眺望指定
なしだったが、6階建の6階で海もかろうじて見える部屋になった。築後80年経っており作りの古さは隠せないものの、壁紙や
じゅうたんは綺麗であり、最上階のためか天井も高く豪華な部屋だった。ここでもアメニティが全く見えなかったが、鏡の裏に
入っていた。義父が電話で問い合わせたから分かったものの、通常は気付かない人が多いのではないかと思われる。
昼食を採りにロイヤルハワイアンショッピングセンタに向かうとチーズケーキファクトリーを発見。ランチサイズのパスタを注文し
たがそれでも多すぎ。チーズケーキが入るはずの別バラの余裕もなくなってしまった。ホテル周辺のショッピングプラザや
DFSを散策。夕方になってもお腹は減らず、夕食はまたまたABCストアで買出しとなった。
2月8日
ワイキキトローリーの1番バスに乗りダイヤモンドヘッドへ。登山口から歩き出してすぐ、kanaが抱っこをせがむ。
仕方なく抱っこしたまま登山の開始。なだらかとはいえ山登り。老若男女が息をきらせて登っていく。
風邪で弱っている上にkanaを抱っこ。あっという間に汗だく。それでも約30分で頂上へ。ハワイは3度目だがこの山もこれで
3度目。我ながら物好きだと思う。狭い頂上には人があふれかえり写真撮影どころではない。過去2回こんなに人がいたこと
はない。満員の一番バスできたのが悪かったのか?もっと早くくるか、遅く来るか、時間をずらしたほうが良いかもしれない。
ここからの眺めは何度見ても良い。ピンク色のホテル(今回の宿)も異様に目立っている。早々に下山開始。さすがに下山は
kanaに歩いてもらった。足場の悪い道が逆に楽しいらしく「面白い、面白い」と軽快に歩いてくれた。あっという間に下山。
結局1時間で往復してしまった。トローリーバスでワイキキに戻りタコベルで昼食を取りホテルで小休止。
午後はホリデイについていた無料の半日観光に出かけた。DFSを出発しハワイ大学、パンチボウル、カメハメハ大王を見て
モアナルアガーデンへ。今回最大の目的は日立の木を見ることであった。もともと、褒章休暇はどうしようか?と話をしていて
「日立の木でも見に行くか!」ってことでハワイになった。それ以外はビーチでのんびりする予定だったが、マウイ島が追加に
なり、結局いつものようにあちこち歩き回る忙しいツアーになってしまった。
とにかく最大の目的を達成してホテルに戻ると、登山の疲れか体がだるい。熱を計ると37.8℃。ありゃりゃ。ついに発熱。
しかし安心。あの強い薬を飲んでちょっと寝ると復活。ワイキキビーチに出かけ写真を撮り、土産をABCストアで買ったあと、
夕食へ。しかし薬の副作用で胃が荒れたのかむかむかしてしまい食欲が湧かず、量が多いだけで大味な現地の料理には
飽きたため近くの居酒屋へ行きビール、冷奴、餃子、うどんを食べ早めに就寝した。
2月9日
朝食をホテル内のテラスで海を眺めながらとっていると、沖で鯨が潮を吹いた。と思ったら今度はジャンプ。ついに鯨の尻尾
まで見てしまった。船に乗ってもいないのに。朝食後はワイキキビーチで海水浴。その後はまたもやチーズケーキファクトリー
。今回はお昼抜きでチーズケーキのみ。
午後はトローリーバスでアラモアナショッピングセンタへ。ようやく土産物屋ではなく、地元の人たちが買い物に来る店に
行けたため手ごろな値段の子供服を見つけることが出来た。帰りにDFSでバッグを買わされ、シェラトンワイキキでブッフェ
を食べて今回のツアーも終了。明日はとうとう帰国である。悲しい・・・
2月11日
ほぼ定刻の13:50。現実の世界に到着。憂鬱・・・